登山の難易度設定について面白いニュースが2件ありました。
mainichi.jp
まずは、長野県において県内の100登山ルートを難易度別に5段階評価で設定するというもの。発表されている難易度イメージは
- 整備済み
- 急斜面あり
- ハシゴやクサリあり
- 滑落の危険性大
- ロープが必要
とかなり具体的なものになっています。
もちろん、登山者が正しく地図からルートを想定し、自分のスキルに照らした上で事前に判断できることが最良ですが、総合的にルートを判断する上で重要な材料となることは間違いないでしょう。
今後、全国的にこの流れが広まることを願いますが、ルートの調査、整備などますます財源が必要になると思われますし、入山料の設定などもそろそろ現実的に検討されるべきではないでしょうか(富士山ぐらいはもう強制にするべきと思いますし)。
www.tokyo-np.co.jp
こちらは、日本百名山に対して、消費エネルギー量からグレードを設定するというもの。
もちろん消費「エネルギー量=ルートの難易度」ではないのはもちろんですが、己のスタミナと照らし合わせた上で1つの判断材料にしたり、必要なエネルギー量から休息時間や水分量、行動食の目安などを推測することもできるかもしれません。