実売15000円台のミラーレス用単焦点レンズ「SIGMA DN Artライン」


本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

“レンズが欲しくなる作例”でお馴染みのフォトヨドバシに、シグマ「60mm F2.8 DN Art」のマイクロフォーサーズマウントの作例記事がアップされておりました。
photo.yodobashi.com
以前から評判のよかったこのシリーズ。現行のデザインにリニューアルしてからも、20000円を切る低価格を武器に価格以上の写りと言われる、ミラーレス用(ソニーEマウント/MFTマウント)単焦点レンズとして、各所で高評価を得ているレンズです。フォトヨドバシの作例を見ても、その実力が確かなことは明らかですね。開放からキレのいい解像感と、非常に綺麗なボケ具合が見て取れます。

そして気がついたら、このレンズ。現在ネット通販各社にて15000円台という信じられない価格になっておりました。

19mm、30mm、60mmとラインナップされたこのDNシリーズ。元々APS-C用として設計されたレンズなため、マイクロフォーサーズでは35mmフィルム換算で38mm、60mm、120mm相当と、やや中途半端な画角になってしまいます。それぞれ広角付近、標準付近、長めの中望遠ではありますが、オリンパスやパナソニックのレンズにはない画角であるため、これはこれで非常に面白いラインナップとも言えるでしょう。

そんな19mm、30mmの作例もフォトヨドバシにアップされています。
photo.yodobashi.com
photo.yodobashi.com

また、APS-C用ということを肯定的に捉えるならこのような解釈もアリでしょう。

SIGMA(シグマ) 60mm F2.8 DN | Art 実写レビュー | フォトヨドバシ
このDNシリーズのレンズはAPS-Cセンサーのイメージサークルをカバーしています。つまり、マイクロフォーサーズのボディで使用するということは、ただでさえ高い描写力をもつレンズの中心付近だけを、よりオイシイところだけを使って描写しているということなのです

レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
レンズ | SIGMA GLOBAL VISION

MFTユーザーの私が3本の中から1本選ぶなら…?

例えば19mmは、お散歩単焦点レンズとしてMFTの17mmと25mmのどちらを持っていくか迷うような私ににとっても、非常に使い勝手の良さそうな画角。30mmはテーブルフォトからポートレートまで出番の多い画角な上、本体サイズもシリーズ中最もコンパクトに仕上がっています。

しかしながら、やはり一番の注目は今回フォトヨドバシに作例が公開された60mmでしょうか。オリンパスからはマクロレンズとしても出ている画角ですが、換算120mm相当というやや持て余しそうな中望遠域は個人的にかなり挑戦をしてみたくなります。望遠レンズの圧縮効果を生かした風景写真など、この時期にも出番が多そうです。

冒険するにしても比較的ハードルの低い価格帯ですし、ここはひとつこの秋の紅葉撮影用途に手に入れてみようかな…? なんてかなり真剣に迷っている最中です。

色はブラックとシルバー。手持ちのカメラに併せるならブラックですが、他のメーカーにはないアルミ削り出しのような無機質な質感を持ったシルバーも気になっています。

追記

このレンズを買ってみたのでメインブログの方で書きました。
moognyk.hateblo.jp