ISS船内の壁にたくさんの長玉ニッコール


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先日、NHKの番組を見ていたところ、宇宙飛行士の油井亀美也さんによる国際宇宙ステーションISS)からの中継で、ISS船内の壁に沢山のニコンの望遠レンズが並んでいるのを見ました。

そして本日放送されたこちらの番組。
www2.nhk.or.jp
再び同じ部屋が映し出されたのでテレビの画面をパチリと撮ってみました。ちなみに、これは油井さんが体重を計測しているシーン。無重力下のISS内、体重を計るのもかなり苦労するようです。
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壁の両側に長玉レンズを装着したニコンの1桁機が並ぶ姿はなかなかに壮観です。ぱっと見壁への装着はどのように行っているのか分かりませんが、三脚座やボディの下部にマジックテープ的なものでも貼っているのでしょうか?

ISS内でニコンの一眼レフカメラが使われているのは結構有名な話で、2008年〜2010年にかけてD2XSD3Sなどのボディの他、ニッコールのヨンニッパ、ロクヨンなどの長玉レンズなどを受注したことが、ニコンのホームページにも掲載されています。

Nikon | ニュース | 報道資料:ニコンの最新機材が国際宇宙ステーション(ISS)ロシア区画へ デジタル一眼レフカメラ「D3S」「D3X」およびNIKKOR(ニッコール)レンズなどを新たに受注
今回受注した主なニコン製品

  • D3S
  • D3X
  • AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR
  • AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
  • スピードライト SB-900
  • AF-S TELECONVERTER TC-20E III
  • AF-S TELECONVERTER TC-17E II
  • AF-S TELECONVERTER TC-14E II
  • Capture NX 2(ソフトウェア)
  • Camera Control Pro 2(ソフトウェア)

現在ISSロシア区画に常備されている主なニコン製品

www.nikon-image.com
www.nikkor.com

これらの記事を見ると、確かにリストにあるようなカメラとレンズが、ISS内の画面にも写し出されていたようですね。ちょっと分かりにくいですが、左上あたりにもディプスレイ部をこちらに向けたボディが確認できます。(ちなみに中央上部付近に写ってる赤いハチマキのレンズは何でしょうね?)
ボディ、レンズ共に既に旧製品となってしまった製品ばかりですが、ISSへの荷揚げには莫大なコストがかかると聞きますし、よほど急を要する訳でもなければ、なかなか最近機材への入れ替えという訳にもいかないのかもしれませんね。

となると、油井さんが訓練で使用方法を学んだカメラやレンズも、あえて旧型のものを使ったのでしょうかね?


Nikon デジタル一眼レフカメラ D3X D3X

Nikon デジタル一眼レフカメラ D3X D3X

さて、宇宙に行ったカメラといえば、若田光一さんがオリンパスのE-3とZUIKO DIGITALからなるEシステムを、スペースシャトルで持っていったというニュースも以前ありました。
オリンパス ニュースリリース: 「オリンパス・スペース・プロジェクト」実施~宇宙飛行士・若田さんが当社「E-3」で宇宙から地球を撮影
オリンパス お知らせ: 「オリンパス・スペース・プロジェクト」でJAXA宇宙飛行士・若田光一さんが、 デジタル一眼レフカメラ「E-3」を使用して宇宙から美しい地球を撮影
スペースシャトル時代なので、宇宙に持って行ったカメラも、そのまま持って帰ってくることができたのでしょうかね。未だにISSのきぼう内にフォーサーズのカメラが取り残されてるなんてことは… ないかな。