従来のアクションカメラを越えた新世代フィールドログカメラ「STYLUS TG-Tracker」をオリンパスが発表


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カメラメーカーか作るタフネス仕様のアクションカメラといえば、RICOHのWG-M1/M2が思い浮かびますが、オリンパスのタフネスデジカメSTYLUS TGシリーズに新たにムービーカメラが加わりました。その名も「スタイラスTGトラッカー」。

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現在、WG-M1やTG-4を利用している自分も非常に気になる製品です。

STYLUS TGシリーズ譲りのタフネス性能

タフネス系デジカメとして確固たる信頼を得ている同社のデジカメ「STYLUS TG」と同じシリーズ名を冠してきたことからも、今回のTG-Trackerがタフネス性能に力を入れてきたムービーカメラであることは容易に想像が付きます。

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水深30m防水、2.1mの耐衝撃、100kgfの耐荷重、防塵、-10℃の耐低温と、既存のアクションカメラとは一線を画す(スペック的にRICOH WG-M2をも上回る)、ハードユースな耐環境性能を搭載しています。

電子5軸手ぶれ補正、手持ち撮影用ステディグリップ、204°超広角レンズ

動画撮影の一番の大敵である撮影者による手ぶれは、電子5軸手ぶれ補正で解消。また各種アングルでの撮影を可能にするステディグリップを同梱し、ローアングルからセルフィーまで標準で対応しています。

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画角は一般的なアクションカムが135°程度なのに対して、対角204°という超ワイド画角仕様。夜間や水中などの暗所撮影用のヘッドライトも搭載しているという、「後出し」だからこその全部入りアクションカメラとなっているようです。

5種類のフィールドセンサーで映像以外のログを記録

TG-Trackerはタフネス仕様のアクションカメラとしてだけでなく、内蔵された「方位センサー」「GPS」「加速度センサー」「気圧センサー」「温度センサー」のログを、映像と共に記録可能。フィールドの視覚的な情報だけでなく、環境や位置情報までもをデータとして記録、管理することが可能となっています。これらのログデータのデータ転送、表示には専用スマホアプリ「OLYMPUS Image Track」を仕様することとなります。

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例えばダイビングでは気圧センサーにより水深の情報を記録することで、映像と併せて、水深や水温などをを後から確認することが可能に。その他にも各種マリンスポーツ、登山、自転車、スノースポーツ、ハングライダー、パラグライダー、スカイダイビング等々… 様々なアウトドアアクティビティのシーンにおいて、これまでの映像の記録目的だったアクションカメラから一歩踏み込んだ“フィールドログ”を記録するムービーカメラとして、新たな使い方が考えられそうです。

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発売当初はオリンパスオンラインストアのプレミア価格が最安?

発売は6月下旬予定、店頭予想価格は45,000円前後と見られています(Amazonの予約価格で48,600円)。オリンパスオンラインストアにて(プレミア会員価格で)購入(現時点では予約)した場合、ポイントを最大限に利用して39,244円という価格で購入できるようです。
STYLUS TG-Tracker - オリンパスオンラインショップ

OLYMPUS STYLUS TG-Tracker ブラック

OLYMPUS STYLUS TG-Tracker ブラック

OLYMPUS STYLUS TG-Tracker グリーン

OLYMPUS STYLUS TG-Tracker グリーン

RICOHのWG-M2の市場価格がが現在4万円弱であることを考えても、このTG-Trackerの売り出し価格はなかなか魅力的に感じられます。価格面だとWG-M1が現在2万円を大きく割り込んでいて、相当にお得感があります。動画スペックが最新機種と比べると見劣りしてしまいますが(60fpsや4Kには非対応)、割り切った使い方をするならばタフネス環境で使えるアクションカム入門機としてアリかもしれません。

RICOH 防水アクションカメラ  WG-M1 オレンジ  WG-M1 OR 08286

RICOH 防水アクションカメラ WG-M1 オレンジ WG-M1 OR 08286