本日、奥多摩観光協会がTwitterにて雲取山の安全登山に関するリーフレットを公開したのでご紹介します。
雲取山安全登山の虎の巻として以下の五箇条を掲げています。
一、東京の山と侮るなかれ
一、往復十時間以上歩くと心得よ
一、登山計画書を提出すべし
一、登山は早出早着が基本なり
一、不明・不安なことは相談すべし
今年2017年の西暦と同じ数字を標高に持つ雲取山は、これからの春、夏山シーズンにかけて益々多くの登山客が訪れることでしょう。
中にはあまり山の経験のない人までブームに釣られて来てしまう可能性もありますが、リーフレットにもあるとおり雲取山登山は標高差にして1400m、コースタイムは往復12時間近くとなり、ある程度以上の経験者でないと日帰り行程は難しい山です。宿泊を含めた登山計画をしっかり立て、帰りもバスの時間がギリギリなどにならないよう、余裕のあるスケジュールで行うようにしましょう。
ちなみに雲取山は東京・奥多摩町側の他、埼玉県の秩父側(三峰口経由)からも登ることができ、三峰神社からのルートは雲取山登山の最短ルートとなっています。埼玉県のホームページでは雲取山(と両神山)の「安全登山マップ」を配布しているので、秩父側からの雲取山登山を検討している人は一度見ておくといいでしょう。
秩父多摩甲斐国立公園 安全登山マップ(両神山・雲取山)更新 - 埼玉県
昭文社の山と高原地図では、東京側からのルートは「奥多摩 御岳山・大岳山」に含まれますが、埼玉県側のルートは「雲取山・両神山」となります(奥多摩湖から東側は含まれていませんが、鴨沢ルートまではこちらにも掲載されています)。
山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山 2017 (登山地図 | マップル)
- 作者: 昭文社地図編集部
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2017/03/10
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山と高原地図 雲取山・両神山 2017 (登山地図 | マップル)
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