4月25日、内閣府より活火山への登山における注意点、防災対策などを啓蒙する動画が公開となりました。動画は登山者向けのものと、火山周辺の宿泊、集客施設といった避難促進施設に向けたものの2本が公開されています。
動画はそれぞれ7分半ほどで、「噴石、火山灰、火砕流、融雪型火山泥流」といった火山噴火に際して警戒すべき現象、危険性について、2014年の御嶽山噴火や雲仙普賢岳の映像やCGなども交え解説されています。登山者向けの映像では、気象庁の火山情報や火山防災マップの事前確認、登山計画・登山届けの重要性についても啓蒙を行っています。
登山者の心得 ~火山災害から命を守るために~ 全体版(約7分30秒)
避難促進施設の備え ~火山災害から利用者を守るために~ 全体版(約7分45秒)
本映像資料の概要 (PDF形式:287KB)
このような啓蒙映像は非常に意義のあるものですが、一般登山客(ネットユーザー)が内閣府のホームページ上から簡単にたどり着くことができる場所にないのが残念です。せっかく内閣府防災のYouTubeチャンネルがあるのですから、そちらでも公開されるといいですね。