今日はニコンからフラッグシップ機のD5、そして驚きのAPS-Cフラッグシップ機D500の発表というビッグニュースがありました。両機ともアウトドアでの使用も考慮された堅牢なボディを持つと思われますが… 今回の記事で取り上げるのは私も愛用しているマイクロフォーサーズのニュース。
世界最強の手ぶれ補正! OLYMPUS「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」は2月末発売!
以前より開発が伝えられていたオリンパスの超望遠単焦点レンズ。300mm(35mmフィルム換算で600mm相当)でF4.0の明るさを実現したレンズになります。
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO | M.ZUIKO PRO | オリンパス
高い光学性能と小型・軽量、防塵・防滴・耐低温性能が実現する圧倒的な機動性により、苛酷な環境でも傑出した画質を提供する「M.ZUIKO PRO」カテゴリーの超望遠レンズです。オリンパスの交換レンズとして初めてレンズ内手ぶれ補正機構を搭載。新開発のボディー内5軸手ぶれ補正機構と協調させる「5軸シンクロ手ぶれ補正」が、世界最強6段の補正性能を実現しました。優れた機動性と相まって、今まで難しかった超望遠域での手持ち撮影が可能となります。1.4倍のテレコンバーターMC-14と組み合わせれば840mmの超望遠レンズとして使用できます。
メーカーも自信満々に「世界最強」という言葉を使ってきましたが、ボディ内とレンズ内の手ぶれ補正を組み合わせることで6段分の補正を実現したとのこと。レンズ内手ぶれ補正を搭載したことで、パナソニック製ボディのユーザーにとっても有力な選択肢となります。
重量は1270gとMFTレンズにおいてはかなりの重量級ですが、強力な手ぶれ補正も合わせるとフィールドにおける野外動物の撮影など、これまで手持ちでは困難を極めたシーンにも、楽々と対応してくれそうなレンズです。
ただし価格は37万円とこちらもMFTトップクラス。なかなかおいそれと手は出せませんが、今後プロのフィールドカメラマンたちがこの機材を選ぶようになるのか?といった所にも注目ですね。
ちなみにオリンパスのオンラインコミュニティ「フォトパス」のプレミア会員を対象に、オンラインショップで優先予約が始まっており、割引ポイントを最大限に利用した場合258,141円という価格で購入できるようです。
Panasonic「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. Telephoto-Zoom」国内発売時期は未定
こちらも開発発表がされていたパナソニックの超望遠ズームレンズ。35mmフィルム換算で200-800mm相当という魅力的な画角をカバーするレンズです。
重量は約985gと1kgを切り、防塵防滴仕様となっていることでフィールドでの使用にも活躍してくれそうなレンズ。海外では3月中旬の発売になるようですが、国内の販売時期はまだ未定。来月に開催されるCP+ 2016の頃には明らかになるでしょうか…?
F値は可変ながら100mmからの4倍ズームはオリンパスユーザーにも非常に魅力的な画角です(テレコンなしで800mm相当というのはパナソニックのみ)。オリンパス同様にボディとレンズの両手ぶれ補正を併用する「Dual I.S.」という機能がパナソニックにはありますが、ボディとレンズメーカーが違う場合は、どちらかの補正をオフにすることになると思われます。
関連情報
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moognyk.hateblo.jp
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