今夜のNHK「ドキュメント72時間」に涸沢カールのテント村が登場!


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本日11月11日(金)の夜22時50分からNHKで放送される「ドキュメント72時間」は、「北アルプス 天空のテント村」と題した、涸沢カールのテント村の3日間だそうです。

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暗闇にきらめく色とりどりの無数の光ー。長野・北アルプスの山あいに、紅葉の時期だけ出現する巨大テント村の風景だ。山頂を目指さず、ただ景色を眺める人。「幼いわが子とテントに泊まるのが夢だった」と話す男性。標高2300メートルの岩場に張られたテント一つ一つには、それぞれの物語が詰まっていた…。天空に流れる“いつもとは違う時間”にひたる3日間。
【語り】川栄李奈

季節は今年の紅葉シーズン。特設サイトの動画を見ると、丁度涸沢から上が一番焼けている頃のようなので9月の終わり頃でしょうか。今年は天候の影響もあり、例年に比べて山の紅葉が不作の年とも言われましたが、映像を見てみるとやはり涸沢の紅葉は美しいものです。

以下のページで見られる動画では、まだほとんど紅葉が始まっていない本谷橋から涸沢カールまでの、登山道を含む360動画なども楽しめるので、まだ涸沢未体験の方には来年以降のいい参考になると思います。

ちなみに、涸沢カールは穂高登山の拠点としてだけでなく、この涸沢カールを目的地として多くの人が年間を通じて訪れます。色とりどりのテントが並ぶ巨大テント村は、1年で最も混雑する紅葉時期はもちろん、まだ残雪期であるゴールデンウィーク、7月からの夏山シーズンにも頻繁に出現する、国内屈指の人気テント場なのです。

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そんな涸沢までのアクセスは景勝地としても有名な上高地から、徒歩で約6時間。その半分はいわゆる登山道になりますが、夏から秋にかけては、きちんと装備さえ整えておけば、登山初心者でも問題なく行くことができるでしょう。
今年は既に各山小屋も営業を終えて冬山シーズンに入ってしまいましたが、来年の7月頃になれば美しい新緑と、一面に広がる雄大な穂高連峰を楽しめるようになるでしょう。

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もし、涸沢カールが気になるようならば、それまでは近くの低山などから少しずつ登山を始めて、山歩きに体を慣らしておくといいでしょう。春からの準備次第では、あのカラフルなテント村に加わることもできるかもしれません(ただし、夏のテント泊でも15kg位の荷物を背負うことになるので、じっくりと準備しておきましょう)。

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