奈良で山岳遭難した島根県土木部長の復帰会見より詳細な遭難報告


本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

今年10月、奈良県大峰山系の弥山(1895m)登山の下山中に崖から滑落して遭難、13日後に奇跡的に救助された島根県土木部長の職場復帰会見をニュースで見ました。
NHKのサイトにかなり詳しい会見の内容が掲載されていたので紹介します。

なぜ、しっかり計画していたはずの登山で遭難してしまったのか、13日後までどうやって生き延びたのか、そして、生死を分けたポイントは何だったのか。そこには、多くの登山者にも教訓となる、緊急事態での「決断」がありました。
(記事冒頭より一部引用)

標高2000m以下の低山でも、命に関わる重大な遭難事故は起こること。複数の幸運と的確な判断によりこの方は救助されましたが、一歩間違えたら最悪の状況もあり得たこと。そして何より起こってしまった事態に対して冷静に判断し、的確な行動を取ることの大切さ、登山装備の重要さなど、非常に学ぶことの多い遭難レポートであると感じました。

登山では「迷ったと感じたら戻る」が基本と言われますが、雨天の下山時、冷静にその判断が取れるものか…このレポートを読みながら自分に問いかけてしまいました。