冬場は低山トレッキングでも軽アイゼンの携行をお忘れなく


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本日9日、東京多摩地区では既に雪が降っていますが、この週末にかけて冬型の気圧配置が強まる見込みで、全国各地に積雪の予報が出ています。
さて、東京都環境局が公式Twitterにて以下の呼びかけを行っています。


都心からもアクセスのいい奥多摩(奥秩父)や丹沢エリアには、公共交通でのアクセスもよい日帰りトレッキングに適した山が沢山あります。しかし、冬になれば標高1,000mに満たない山でも降雪がありますし、急な登山道での凍結もあります。「雪山ではないから…」と甘く見ず、万全の装備、防寒の他に軽アイゼンなどは忘れずに携行しましょう。

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軽アイゼンは足裏にベルトで止める4本爪、6本爪のスパイクが一般的ですが、ラバーバンドで簡単に装着できるチェーンスパイク(チェーンアイゼン)は装着に時間もかかりませんし、足裏全体に爪があるのが特徴。筆者も数年間使用していますが締まった雪や、アイスバーンでのグリップは十分なグリップがあります。

モンベル(mont‐bell) コンパクトスノースパイク ブラック BK #1129601

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モンベル(mont‐bell) チェーンスパイク 1129612 ブルー BL M

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これらの軽アイゼンは低山はもちろん、標高の高い雪山に行くようになった際も、12本爪アイゼンを付けるまででない、アプローチ段階などで重宝します。多少荷物が増えても12本爪だけよりも遙かに行動が楽になりますし、雪があるかどうか分からないような時期の保険にもピッタリなアイテムと言えるでしょう。

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1月末に奥多摩の大岳山に行ってきました。やはりチェーンスパイクが活躍してくれましたが、軽アイゼンを履いてない登山者も数人見かけ、かなり危なっかしい足取りで、岩場などを歩いているのを目にしました。

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受付は本日までですが、現在東京都環境局では平成29年度の「東京都レンジャー(東京都自然保護指導員)」を募集しています。
都レンジャー|東京都環境局 緑の創出と自然環境の保全

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奥多摩の雲取山登山での中継点でもお馴染みの七ツ石小屋のブログ記事より。昨年の年末に起こった「あわや遭難」の事例が4件紹介されています。

同じく七ツ石小屋のTwitterより。稲村岩尾根の2月中通行止めのお知らせ。