FUJIFILM SQUARE 開館10周年記念写真展「二十世紀の巨匠 美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス」(12月6日まで)


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六本木の東京ミッドタウンFUJIFILM SQUAREにて、開催中の写真展「二十世紀の巨匠 美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス」を見てきました。

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普段はそれぞれに別の展示を行っている富士フィルムフォトサロンのスペース1とスペース2、そしてミニギャラリーの全てを使った大がかりな展示となっています。
二十世紀に活躍した風景写真の巨匠アンセル・アダムス。

「ネガは楽譜であり、プリントは演奏である。」
「写真は撮るものではない、創るものだ。」
「プリントだけが作家の意図とメッセージを表している。」
「写真を撮ることはたやすいが、写真で傑作を生み出すことは他のどの芸術より難しい。」

これらの言葉を残したアンセル・アダムス本人により現像された銀塩写真の数々。
現在のデジタルカメラによる写真表現の下敷きとなっているのは、銀塩プリント時代に確立された手法であることは揺るぎのない事実であり、これらの作品は現代の写真愛好家にも多くのものを訴えることでしょう。

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開催期間は来週の12月6日まで、入場料は無料となっています。

FUJIFILM SQUARE 開館10周年記念写真展 二十世紀の巨匠 美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス | 写真展・ フジフイルム スクエア(FUJIFILM SQUARE)
 アンセル・アダムスは1920年代後半から約60年にわたりアメリカで活躍した最も著名な写真家の一人です。日本では1970年代から美術画廊や写真専門ギャラリーを通じて本格的に作品が紹介され、日本の写真家に多大な影響をもたらしました。広大な自然の中に見出した美と崇高の風景を精緻なモノクロ写真で表現した作品は、今も写真史上の金字塔として語り継がれています。
(中略)
 本展は、京都国立近代美術館の協力を得て、同館所蔵の写真コレクションである「ギルバート・コレクション」の中から厳選されたアンセル・アダムス作品約60点を一堂に展示します。風景写真、そして銀塩写真の最高峰として輝き続けるアンセル・アダムスのオリジナル・プリントは、写真表現とは何かという問いに、一つの明確な答えを与えてくれることでしょう。アダムス不朽の名作の数々をこの貴重な機会にご堪能ください。

現在東京ミッドタウンでは「ミッドタウン・クリスマス 2017」と題したイルミネーションイベントが毎晩開催中。隣接する檜町公園の紅葉も見頃となっているので、写真ファンにとってはアンセル・アダムス展と合わせて見所の多いスポットとなっています。
ミッドタウン・クリスマス 2017 | イベント | 東京ミッドタウン

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