マンフロットの人気ミニ三脚PIXIに縦位置撮影が可能になった進化版「PIXI EVO」が登場


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登山の際、“念のため”持っていくことの多いマンフロットのミニ三脚「PIXI」に、新モデルの「PIXI EVO」が加わりました。
人気のミニ三脚 PIXIシリーズに、進化版が登場! - ニュース | Manfrotto

「PIXI EVO」はこれまでのPIXIでは一段階しかなかった開脚角度が、55度と80度の2段階から選べるようになっています。これにより最低高10.5cmというローアングルの撮影が可能になったとのこと。また、足の長さも5段階に調整できるようになったことで、よりセッティングの幅が広がりました。

さらに「PIXI EVO」最大の魅力(!?)が縦位置の撮影が可能になったこと。足が伸張できることによる効果と思われますが耐荷重も2.5kgとなり(PIXIでは1kg)、小型の一眼レフカメラなども縦位置で使用できるようです。
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これは私の「登山で三脚は使用しないものの、星空を撮りたくなったとき縦位置でも使えるコンパクトな三脚をザックに忍ばせておきたい」という需要に対するベストアンサーのようなミニ三脚かもしれません!?

Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 レッド MTPIXIEVO-RD

Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 レッド MTPIXIEVO-RD

Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 ホワイト MTPIXIEVO-WH

Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 ホワイト MTPIXIEVO-WH

価格は税別5700円、カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色が設定され、10月29日発売とのことです。

PIXIにはやや不安も…

これまでかなり信頼して使ってきた初代PIXIですが、9月に富士山に登った際、夜に星空を撮ろうとしたら自由雲台が滑ってしまいカメラを固定できなかったことがあります。
通常はPIXIの自由雲台はかなり強烈にロックが掛かり、無理矢理動かそうとしても先に三脚が壊れてしまいそうな位なのですが、このときは斜めにカメラを固定することが不可能でした。
耐荷重ギリギリのカメラを使っていたことに、3000mという標高で屋内から野外に出たための結露などで滑ったという可能性もありますが、これ以来ちょっとPIXIが信頼できなくなってしまっている私…。moognyk.hateblo.jp

結局、10月の涸沢ではFotoproのミニ三脚を持っていったのですが、縦位置でもしっかり星空の撮影をすることができました。moognyk.hateblo.jp

「PIXI EVO」は雲台が特別進化しているとは思えませんが、それでも縦位置撮影時には90度倒した状態でロックがかかるでしょうし、ちゃんと使えるならば250gという自重の軽さは非常に魅力的ですね。

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dc.watch.impress.co.jp
lab.hendigi.com

(11/2追記)本製品を手に入れましたので使用レビューを書きました。moognyk.hateblo.jp