4月に放送されたNHKスペシャルの「幻の山 カカボラジ〜アジア最後の秘境を行く〜」、非常に見応えのある番組でした。アプローチまで亜熱帯のジャングルを1ヶ月以上という気の遠くなるようなミャンマー奥地の山。カカボラジはかつて1度の登頂が行われているようですが、その後の成功はなく、結局この番組でも未踏ルートからの挑戦は失敗に終わりました。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586446/www.nhk.or.jp
さて、これだけ文明が発達し、航空機を駆使すれば世界中の何処へでも行けてしまうような錯覚すらしてしまう現在でも、世界には未踏の地というのが未だ数多く存在するようです。
ヒマラヤ未踏峰は100座以上!?
www.cnn.co.jp
2014年にネパールで登山が開放されたヒマラヤ未踏峰はなんと104座。恐らく中国とパキスタン、ブータン、モンゴル、インドなどの国境付近にはそういった未踏峰の峰がゴロゴロあるのかもしれませんね?
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150830/2066513www.shimotsuke.co.jp
「栃木インドヒマラヤ登山隊」がインドで6000m級の2つの未踏峰に初登頂したとのニュース。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015082102000252.htmlwww.tokyo-np.co.jp
「日本山岳会学生部ネパール東部登山隊」がネパールの6000m峰2座の未踏峰に挑むというニュース。
www.sankei.com
お知らせ : 京都新聞
「同志社大山岳部」がやはりネパールの未踏6000m峰(アイチェン峰)に挑むというニュース。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201508/0008344499.shtmlwww.kobe-np.co.jp
「神戸大学山岳部」と「中国地質大」の合同による学術登山隊が、チベット西部の未踏峰「バダリ峰」(6516m)に挑むというニュース。
http://www.asahi.com/articles/ASG9Z3F56G9ZUTIL00R.htmlwww.asahi.com
こちらは昨年10月に日本山岳会の「学生部女子ムスタン登山隊2014」がヒマラヤの未踏峰マンセイル(6242m)の初登頂に成功したというニュース。
ちょっと、ググっただけでも最近の国内だけで、これだけヒマラヤ未踏峰挑戦のニュースがあったとは!
8000m峰の14サミッターである竹内洋岳氏のブログに面白い記事がありました。
http://weblog.hochi.co.jp/takeuchi/2015/04/post-ae06.html
なるほど、同じ山脈上でのピークの定義はあくまで人のカウントによるものであって、どこまで主峰に対しての前衛峰や衛星峰なのか、はたまた別の山としてカウントするかに明確な定義はないということなのでしょうかね。