OMDSからOM-1 IIとか9-18mm IIとか150-600mmが発表されるとの噂について…


本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

一昨日の夜あたりから海外のマイクロフォーサーズ系情報サイトの43Rumorsで出てきた噂について。ちょっと微妙かなとXで少し言及する程度で流していたけど、一部やや本当らしい雰囲気も出てきたようです。あと1週間もすれば正否は明らかになりますが、せっかくなので少し乗っかってみることにします。

ソースはオリジナルの43Rumors記事から引用しますが、分かりにくかったらデジカメinfoとかとるならでも見るといいと思います。

Om Digital big announcement on January 30: New OM-1II, 9-18mm mark II and 150-600mm lens coming! – 43 Rumors
OM Digital officially teases the 150-600mm f/5.0-6.3 lens launch – 43 Rumors
Is the new OM 150-600mm 5.0-6.3 made by Sigma? – 43 Rumors

~~~~
Let’s get into the details of this starting from a disappointment: The OM-1II will use the same OM-1 sensor and processing engine. The real changes will be:

  1. Rebranded as OM SYSTEMS (as you know the OM-1 still has the Olympus name on it).
  2. Double the internal buffer memory
  3. 14bit raw for High resolution mode
  4. human AI recognition
  5. better focusing system

The OM-1II should be priced at 2400 Euro (a bit more than $2,000 in the US).

OMDSから「OM-1 II」「9-18mm II」「150-600mm f/5.0-6.3」の3製品が近々(1/30 ロンドン時間午前6時)発表されるという

OM-1 IIについてはOM-1と同じセンサーと画像処理エンジン、OM SYSTEMSロゴ、バッファ倍、ハイレゾ撮影で14bit RAW対応、人物AI認識、AF向上、€2,400($2,000)といったより具体的な情報も出ていました。

OM-1のファームウェアがv1.Xの段階でもうMark IIの登場というのはあまり信じたくありませんが、現状の噂だとそこまで自分が魅力を感じる要素はないかな。高画素になっていたりしたらまた違うのですが、センサー据え置きという噂ですし……。下手とすると30万を越えそうなのはもはや悪夢。

それよりも、新機能はともかくとしてAF周りやコンピュテーショナルフォトグラフィ周辺の精度を向上させるOM-1のファームアップがそろそろ欲しいところ。初代とMark IIのE-M1の2世代では、かなり意欲的な機能追加を含むファームアップが行われていましたが、Mark IIIからは一向に音沙汰がなくなってしまいましたし、やはり分社化されたことで開発リソースまでダイエットされてしまったのか。
それでも鳴り物入りで投入したフラッグシップのOM-1を放置したまま次、というのはちょっと納得が行きません。まだ発表もされてないうちから言う話でもないですが。

150-600mm f/5.0-6.3についてはロードマップになかったレンズがいきなり出るとか、かなり怪しいのでは?と思っていたら、まさかのロードマップ更新告知が公式インスタで出てしまったみたい。ゴールポストというかゴールが動いた。

www.instagram.com

PROレンズではない150-600mmということは、100-400mm同様にシグマのOEMならありえるか?なんて思っていたら、それらしい続報も出てきました。フルサイズ用に設計された100-600mmをマイクロフォーサーズに転用して1200mm相当ですって、少々安直ではないかと感じますが(全く同じでないにせよ)、既に100-400mmでもやってるぽいしそれなりに需要があるものなのか。

150-400mm PROはかなり特殊なので別枠としても、サンヨンに2倍テレコンを付けて600mm F8.0なので、サンヨン+テレコンのズームレンジを1本でカバーしつつ、ワイド側は2/3段暗いものの、テレ側では2/3段明るいのはそれなりに魅力的なのか。写りは別にして。テレコンに対応したら、最大2400mm相当ってもはや未知の世界。100-400mmは5軸シンクロ手ぶれ補正には非対応だったけど、そのあたりはどうなのか……。
2kgを越えてきそうな重量にしても、100-400mm+テレコンですら持て余してるような自分には限りなくnot for meな世界のようです。

それよりもレンズロードマップに乗っている50-200mmあたりの続報はどうなったんですかね? こちらも昨年6月頃にそれらしい噂が出たまま、続報がありません。
(FT4) New OM 50-200mm f/2.8 PRO lens coming in late summer? – 43 Rumors


さて、実は個人的に一番気になったのが「9-18mm II」。単なるリブランド版とのことですが、2型として出すなら少しぐらいは変更を期待したい。
現行の「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」は2010年発売とかなり古いレンズですが、非常に計量かつコンパクトで描写についても評判の悪くないレンズ。デザインの古さを解消するだけでも(シルバーの帯がダサすぎる……)それなりに魅力的だと感じていました。
今どき見なくなった沈胴機構のロックボタンを廃して捻るだけで繰り出す方式に、前玉のコート変更、防塵防滴もあれば嬉しいですがサイズがサイズなのであまり期待はせず。そんな2型が出るとしたら、パナGF10のお供として気になるレンズになりそうです。