OMデジタルソリューションズよりOM SYSTEMのミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-1 Mark II」が発表されました。2022年3月に発売されたフラッグシップモデルOM-1のの後継モデルで発売は2月23日を予定。価格は公式のOM SYSTEM STOREで税込305,800円、プラチナ会員向け価格（量販店の最安と同じ）が275,220円となっています。
同時に最大1200mm相当の望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」（3月発売予定：OM SYSTEM STOREプラチナ価格396,000円）、小型の超広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II」（2月23日発売予定：OM SYSTEM STOREプラチナ価格59,400円）もそれぞれ発表されています。
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それぞれ、ほぼ事前のリーク通りの内容での登場。CP+ 2024の前ですし何かしらの新製品発表があるとは思っていましたが、150-600mmはこれまでのレンズロードマップにはなかった製品ですし、ハードウェア的にはほぼ据え置きとなったOM-1 Mark IIと合わせて少々予想外のタイミングでの登場でした。外装がリニューアルされただけの9-18mmの2型については、逆に遅すぎるというかかなり今更感もありますが、個人的にはやや気になっているレンズ。
yamacamera.hatenablog.jp
OM-1 Mark IIでの進化点ですがバッファメモリのアップによって連射時の最大コマ数は上がっていますが、センサーや画像処理エンジン（TruePic X）は据え置き、手ぶれ補正の向上もアルゴリズム見直しによるもののようですし、OM-1のファームウェアアップデートでも対応できそうなものが多いのですが、あえて新製品として出してきたということは、現行OM-1のファームウェアはどこまで更新されるのでしょうか。
オリンパス時代は初代OM-D E-M1やE-M1 Mark IIにおいて、発売後から1年以上経ってのタイミングで新機能追加を含む、かなり充実した新ファームウェアを投入してきましたが、OMDS体制となっての変化なのか、今後の発表を見守りたいところ。
現行のOM-1は被写体認識AF周りなどまだまだ改善ポイントがあるように感じていたので、ファームアップでの対応を期待していただけに、このままフェードアウトされるのだとすればとても残念です。
OM-1 Mark IIの発売に際し、購入者を対象としたBLX-1のプレゼント及び、キャッシュバックキャンペーン『OM-1 Mark II いいね！キャンペーン』『OM-1 Mark II 発売記念キャンペーン』が行われるようです。またXではOM SYSTEM公式アカウントのフォロー＆RPで抽選でOM-1 Mark II が当たるキャンペーンも開催。
その他、早速各メディアから今回の新製品に関する記事や動画が出ているようです。
www.kitamura.jp
マップカメラ動画の150-600mm F5.0-6.3 ISと100-400mm F5.0-6.3 ISの画質比較はなかなか興味深いものでした。開発担当者との動画では、Mark IIの新機能を体験したいなら買い替えて欲しいというトーンだったので、本当にOM-1をファームアップしない気かもしれませんね。
