【9/13発売】待望の光学式心拍計を搭載した「CASIO PRO TREK Smart WSD-F21HR」が登場【予約受付中】#プロトレックスマート


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筆者も三世代に渡って愛用しているカシオのスマートウォッチPRO TREK Smartシリーズに待望の光学式心拍計内蔵の新モデル「WSD-F21HR」が仲間入りしました。発売日は来月9月13日、カラーはレッドとブラックの2色、価格は56,000円(税別)となっています。

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光学式心拍計搭載の「WSD-F21HR」はF20系統の新モデルか?

今回発売されるのは本体裏面に光学式の心拍センサー(ハートビートセンサー)が搭載されたWSD-F21HR。これまでのモデルWSD-F10/20/30には心拍センサーは搭載されず、ランニングやフィットネス用途に待ち望まれていた機能だけに、今回のWSD-F21HRに期待する人も多いことでしょう。

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型番が「F21」ということで現行最新モデルのF30系でなく、前モデルのWSD-F20系統のモデルのように感じられますが、実際に本体サイズやディスプレイのスペックはF20の流れを汲んでいるようです。厚みは光学センサーの分、F20より0.5mmほど厚くなっていますが、重量はF20から10g以上、F30比でも1g軽量化されているので、素材やパーツの大幅な見直しが行われているのかもしれません。

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ディスプレイは1.32型、カラーTFT液晶(320×300ピクセル)とモノクロ液晶の2層構造で、F20同等のスペックです(F30は1.2インチ、390×390ピクセルの有機ELが採用)。

このあたりは開発経緯の違いなどもあるのかもしれませんが、メーカー希望小売価格が56,000円(税別)とF20とF30の間ぐらいに抑えられているところは、かなり魅力的な新モデルであると言えそうです。現在Amazonの予約価格で税込で5.4万円台なのでF30よりは5000円近くお求めになりやすくなっています。

WSD-F20/21/30の主なスペック比較

製品名 WSD-F20 WSD-F21HR WSD-F30
ディスプレイ 1.32インチTFT+モノクロ液晶 1.32インチTFT+モノクロ液晶 1.2インチ有機EL+モノクロ液晶
解像度 320×300pixel 320×300pixel 390×390pixel
サイズ 61.7×57.7×15.3mm 61.7×57.7×16.8mm 60.5×53.8×14.9mm
重量 92g 81g 約83g
カラー ブラック/オレンジ ブラック/レッド ブラック/ブルー/オレンジ
エクステンドモード × 恐らく×
光学式心拍計 × ×
価格 ¥51,000(税抜) ¥56,000(税抜) ¥61,000(税抜)

心拍センサーを活かした新たなアクティビティ

これまで「トレッキング」「フィッシング」「サイクリング」「パドル」「スノー」と5種類の活動に対応していたアクティビティアプリに「ランニング」と「トレイルランニング」が追加され、心拍数、ペース、距離などの項目をリアルタイムで表示する他、表示のカスタマイズも行えるようです。もちろん同時にGPSログデータの記録も可能。

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もちろんこれまでのWSD-Fシリーズ同様に、MILスペック(MIL-STD-810G準拠、5気圧防水)のタフ仕様なので、各種アウトドアでのタフな使用環境に対応しています。筆者もこれまでのモデルでかなり雑な扱いをしてきましたが、ハードウェア的な故障はこれといって経験がありません。

心拍センサーを活かした新たなウォッチフェイス「ハートレート」もカラフルで面白そう。

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WSD-F20/30同様にGoogleのWear OS上で動作し、これまで同様にYAMAPなどのサードパーティー製Wear OSアプリを利用可能となっています。

ペースを確認しながら運動できる “PRO TREK Smart”
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WSD-F20/30ユーザー的にどう?

これまで歴代のWSD-Fシリーズを使ってきましたが、心拍計の搭載を望む声はかなり以前からありました。個人的には登山のGPSログ取りとリアルタイムでの地図確認(主にYAMAPアプリ)が主な利用シーンなので、心拍計を必要とすることはありませんでしたが、ランニング(トレイルランニング)、サイクリング、フィットネスといった利用シーンにおいて、SUUNTOやGARMINといった海外製のスマートウォッチ、フィットネスウォッチに差を付けられていたのも事実。

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今回のWSD-F21HRがその辺りに風穴を開けるモデルとなってくれると、数年来のWSD-Fシリーズファンとしても嬉しい限りです。

気になるのはサイズの大きさと液晶のスペックですが、現状F30を使っているユーザーはF30系の心拍計搭載モデル(F31HRとか……?)をしばらく待ってみてもいいかもしれませんね(そもそもまだ買ったばかりだと思いますし)。
F20以前のモデルからの買い換えを検討しているユーザーで、本体サイズやディスプレイの地図表示(解像度)に特に不満がないならば、最初からある程度こなれた価格でスタートするWSD-F21HRは魅力的な選択肢になるかもしれませんね。

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